おくのほそ道 象潟旅 3日目  2012.09.20(木)
     赤倉温泉〜山刀伐峠〜尾花沢〜大石田〜大宮

3日目は、前泊した赤倉温泉から山刀伐峠を越えて尾花沢へ、更に大石田まで約25qを歩きました。
山刀伐峠は標高470m、おくのほそ道最大の難所で道が険しいだけでなく、山賊も多く出る所で、芭蕉・曽良一行も屈強かつ刀で武装した若者を案内人に雇い入れています。

赤倉温泉を8時に出発、40分ほどで山刀伐峠入口に着きましたが、人がいません。
ブナ林を登りながら峠を目指します。山頂手前の休憩所で、50ccバイクに乗って日本一周をしている若者に会いました。5月にスタートして北海道から下って来ているとのこと。でも、なぜ、地味な山刀伐峠に来たのだろう、靴には穴が空いていました。915分に山刀伐峠山頂に到着しました。後はひたすら尾花沢を目指して進むだけです。一昨日は酒田で35度を記録する猛暑でしたが、今日は曇り、時より雨で気温も256度。歩き易い気候です。

14時に尾花沢の芭蕉・清風歴史資料館へ到着。芭蕉は山刀伐峠の険しい道を越えて尾花沢の鈴木清風を訪ね10泊しています。3泊は清風宅、7泊は近くの養泉寺です。
清風は紅花大尽とも言われた出羽の豪商でしたが、芭蕉は清風のことを「かれは富める者なれども、志いやしからず」とおくのほそ道に記しています。
ここで芭蕉は、
『涼しさをわが宿にしてねまるなり』
『眉掃きを俤にして紅粉の花』   などを詠んでいます。

養泉寺を廻って大石田に15時に到着、新幹線に飛び乗り帰宅しました。

赤倉温泉 山刀伐峠入口 ブナ林 芭蕉も休憩
日本一周青年 山刀伐峠山頂 尾花沢
芭蕉・清風歴史資料館 養泉寺